Japanese trap - 日本語の行方

~ posterity of everything ~ 過剰における衰退

トラップ・ミュージック

日本ではあまり馴染みのないトラップ・ミュージック。2010年代から海外では主要なジャンルとして確立され、近年ではトラップ・ミュージックを中心に様々なジャンルがクロスオーバーし、新たなサブジャンルが次々生まれている。アンビエントとヒップ・ホップ、ゴスとヒップホップ、ゴスとアンビエント、ヴェイパーウェイヴ・トラップ等・・・特にヴェイパーウェイヴ出現以降のサブジャンル間のクロスオーバー現象、チルという概念の意味拡充はアート系への影響も含み大変興味深い。またポスト・ダブステップとしてフューチャーガラージやベースなどといったサブジャンルとも密接に関わっている。これらの現象から、これらの音楽はネットを母体としたリスナー主体により創出されたジャンルであると言える。

78年にブライアン・イーノが提唱したアンビエント・ミュージック、当時コンセプチュアルであったこの響きは確実に現代社会において、その表現は文法化され、習得され、自分達の日常を表す言語となり感情に根付いている。音楽を通じて「カテゴリー」というものが突破されていく瞬間を体感できる事はとても刺激的である。

このブログでは日本人によるトラップミュージックや気になる現象を紹介していく。

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